日銀が量的緩和を修正?
一部マスコミが実質的に量的緩和修正なんて報道をしましたが、本当に迷惑な話ですね。
会見をよく見てください。
- 植田総裁の発言
- 日経先物を見ましょう
- 今回の日銀の決定の内容
- 今後の株価
植田総裁の発言
「YCCについて、短期政策金利-0.1%、10年物国債金利、操作目標0%程度を維持、そのうえでYCCの運用を柔軟化」
って言ってるじゃないですか。
そりゃ、柔軟化と言うと変動幅拡大の許容と解釈するのは分からなくもないし、実際そういう解釈は正しかったりするが、植田総裁はむしろ量的緩和をより機能させる為と言っているじゃないか。
日経先物を見ましょう
日経先物を見たら、7月28日の昼頃に不確かな情報が広がって暴落したが、その後は回復し、さらに投資家が冷静に日銀の方針を吟味した後、上がっています。
そりゃ、この決定を詳細に解釈したら買いますよね。
今回の日銀の決定の内容
今回、日銀は方針を変更していません。
YCCの歪みを日銀の方で調整するのがあまりうまくいっていないので、長期金利を0%̟±0.5%にして市場に任せましょう。もしもの時の為に上限を1%に設定しました。という話。
この柔軟化には地銀への配慮があったのかもしれません、
今後の株価
ドル円相場も日経先物もCFDも、上がっています。
市場はしっかりと方針を持ちましたね。
再び上昇基調を持つでしょう。