2024年1月5日発表、良品計画国内月次データについての考え方
別に重大な事を書こうとは思っていません。
ただ言いたいのは、良品計画は国内事業の規模は東アジア地域より小さいという事と、利益率も小さいという事です。
まずは、2023年8月期本決算のセグメント資産とセグメント利益そしてROICを表にまとめてみました。
※ROICは正確な算式ではありません。
(単位:百万円)
国内 | 東アジア | 東南アジア・ オセアニア | 欧州 | |
セグメント資産 | 98,906 | 122,363 | 32,124 | 32,462 |
セグメント利益 | 8,534 | 31,386 | 4,160 | 3,834 |
ROIC | 8.63% | 25.65% | 12.95% | 11.81% |
そして本題なんですが。
セグメントの売上高と利益をまとめた表です。
(単位:百万円)
国内 | 東アジア | 東南アジア・ オセアニア | 欧州 | |
セグメント売上高 | 342,829 | 171,630 | 31,470 | 35,482 |
セグメント利益 | 8,534 | 31,386 | 4,160 | 3,834 |
売上高利益率 | 2.49% | 18.29% | 13.22% | 10.81% |
と、こんな感じで国内は良品計画のすべてを知るにはあまりにも部分的過ぎます。
売上高こそ大きいですが、投下資本は東アジア地域の方が大きいので国内月次データを深刻に解釈しなくても良いでしょう。