2026年3月期1Q、オリンパスの推定理論株価
オリンパス株式会社は、内視鏡を中心とした医療機器の分野で世界的なシェアを誇る日本の精密機器メーカーである。1919年創業以来、光学技術を核に顕微鏡や内視鏡などの製品を開発し、医療・科学の分野でグローバルに展開してきた。現在の主力事業は医療機器であり、特に消化器内視鏡では世界市場の約7割を占める圧倒的な地位を築いている。かつてはカメラやICレコーダーなどの映像・音響機器も手がけていたが、2020年に映像事業から撤退し、医療分野への集中を進めている。本社は東京都八王子市にあり、売上の約85%を医療事業が占めるなど、医療特化型企業としての再構築が完了している。
| 予想法定実効税率 | 30.60% |
| 推定FCF成長率 | 8.21% |
| 2026年3月期推定FCF | 106,611百万円 |
| 推定税引後負債レート | 0.79% |
| 金融投資の価値 | 199,599百万円 |
| リスクフリー・レート | 1.46% |
| 市場の投資収益率 | 7.09% |
| 修正β値 | 1.15 |
| 株主資本コスト | 7.91% |
| 資本コスト | 6.85% |
| 推定株主価値 | 2,146,538百万円 |
| 推定理論株価 | 1,901.86円 |
