スクエニの株主価値と理論価格
この計算結果を基に投資意思決定を行わないでください。私は一切責任を負いません。
さて今回の理論株価は非常におかしいです。多分参考になりませんが一応掲載しておきます。なお、FCFとしては2023年3月期を含む10年間の平均を採用しました。そうすることによって現在の株価との乖離を抑えています。因みに2023年3月期のFCFは42,061百万円で、これを基に計算した場合、現在の株価の7倍の数値になります。10年間の平均FCFは17,850百万円で、これでも現実的とは思えない数値になっています。
法定実効税率 | 30.62% |
平均FCF成長率 | 5.69% |
10年間の平均FCF | 17,850百万円 |
税引後負債レート | 1.44% |
金融投資の価値 | 19,8130百万円 |
リスクフリー・レート | 0.60% |
市場の投資収益率 | 8.03% |
β値 | 0.83 |
自己資本コスト | 6.77% |
資本コスト | 6.75% |
株主価値 | 4,549,289百万円 |
株主価値に基づく株価 | 17,066.29円 |
という事で過去10年間の平均FCFを使った2023年3月期基準の株価は17,066.29円です。
なお2023年3月期のFCF42,061百万円に基づく株価は37,996.71百万円です。
個人的評価
ここまで乖離してしまうと、今回出した数値に現実性はほとんど無いかと思っています。ただ、スクエニはゲームソフトの評価が下がってるので株価も下げていますが、会社自体は強固だと思いますので、わずかながら、もしかしたら、この数字もありだったんじゃないか、と妄想しています。