伊藤忠商事の分析
この計算結果を基に投資意思決定を行わないでください。私は一切責任を負いません。
さて、伊藤忠商事の分析に際して株主価値の算定では例外的な方法を使用しました。
伊藤忠は計算をしていて素直に数値が出来た方だと思います。ROEやROAが資本コストを上回っていますから、現実の株価が算出した理論株価を上回る可能性すらある(これは期待からですよね)のですが、何故か下回っています。ここら辺の理由は良く分かりません。
法定実効税率 | 31.00% |
平均FCF成長率 | 5.58% |
2023年3月期FCF | 623410百万円 |
税引後負債レート | 1.54% |
リスクフリー・レート | 0.60% |
市場の投資収益率 | 8.03% |
金融投資の価値 | 2,417,497百万円 |
β値 | 0.9 |
自己資本コスト | 7.29% |
資本コスト | 4.75% |
ROA | 9.11% |
ROE | 16.74% |
株主価値 | 14,245,275百万円 |
株主価値に基づく株価 | 9,778.60円 |
という事で2023年3月期を基準とする株主価値に基づく株価は9,778.60円です。
その他の参考資料。
売上高事業利益率 | 8.25% |
総資本回転率 | 110.39% |
売上高純利益率 | 5.74% |
自己資本回転率 | 291.69% |
財務レバレッジ | 264.23% |
売上債権回転日数 | 57.19日 |
棚卸資産回転率 | 34.56日 |
有利子負債返済年数 | 3.21年 |