稲畑産業の理論株価
この計算結果を基に投資意思決定を行わないでください。私は一切責任を負いません。
さて、稲畑産業ですがFCFは減少傾向にあります。表の成長率は異常値と思われるものを除去した平均です。2022年、2023年は運転資本が増加が大きく一層FCFが少なくなっています。そのため株主価値が少なくなり過ぎるので2015年から2023年の平均を取りました。
その他はかなり頻繁に使ってるのですが、例外的手法も使用しました。
では解説ですが、やはりFCFの成長率が大きくマイナスだと当然、株主価値は上がりません。2023年3月期のFCFを使用した場合、もっと価値は低く算出されていたでしょう。今、3,000円台の株価ですがROEの高さが期待を呼んでこのような株価になっているのだろうと考えてます。
法定実効税率 | 30.60% |
平均FCF成長率 | -26.99% |
平均FCF | 8,311百万円 |
税引後負債レート | 1.89% |
金融投資の価値 | 63,718百万円 |
リスクフリー・レート | 0.70% |
市場の投資収益率 | 8.03% |
β値 | 1.25 |
自己資本コスト | 9.86% |
ROE | 10.99% |
資本コスト | 7.35% |
ROA | 5.57% |
株主価値 | 34,379百万円 |
株主価値に基づく株価 | 618.47円 |